こんにちはじろうです。
今回は、将棋道場1級から将棋道場初段になるためにやるべき事や勉強法を解説したいと思います。
なぜなら子供が将棋始めたてのころ、同じ悩めを抱えていました。
この記事では、そんな悩みを解決できるように、私と息子の実体験を踏まえて勉強法や覚える必要があることを、解説していきたいと思います。
将棋道場1級から将棋道場初段になるためにやるべき事や勉強法がわかる
結論としては、次のことを行うことで将棋道場初段になれます。
- 有段者と対局をする
- 11手詰みを解く
- 対局の振り返りをする
それでは、詳しく解説したいと思います。
下記に、私と息子の将棋道場と将棋ウォーズの比較を記載いたしましたので、ご参考にしてください。
将棋道場の棋力 | 将棋ウォーズの級 |
15級~12級 | 4~5級 |
12級~9級 | 3~4級 |
9級~6級 | 2~3級 |
6級~3級 | 1~2級 |
3級~初段 | 初段~1級 |
将棋道場1級から将棋道場初段になるまでどれくらいの期間かかるか?
初段になるまでに約9ヶ月かかりました。
1級から初段になるための昇段規定が今までの昇給規定よりも厳しかったため、かなり苦しみました。
ですが、日々少しずつ努力することにより目標にしていた初段になることができました。
将棋道場1級から将棋道場初段になるためにやるべき事や勉強法
やるべき事1:有段者と対局をする
初段になるためには、できるだけ対局の数を増やすことが重要です。
なぜなら、多くの道場で1級から初段へ昇段する際の昇段規定がこれまでの昇級よりも厳しくなるからです。
そのため、昇段するには勝率を高くしてかつ対局を増やさないと昇段することが難しくなってきます。
1級から初段 7連勝、10勝2敗(関西将棋会館道場)
1級から初段 8連勝、13勝2敗(東京将棋会館道場)
しかも、上級者になると1局、1局の対局時間が長くなります。上級者になるとお互いに考える時間が増えどうしても対局が長くなり、そのため、対局数が減る傾向にあります。
初段になるためには、対局数を確保することも重要な要因です。
まわりに有段者がいない方は将棋倶楽部24がオススメ
なかなか、有段者が周りにいないという方もいらっしゃると思います。
そこで、そういう方にはオンラインで対局できる将棋倶楽部24がオススメです。
将棋俱楽部24はレベルが高いため、中級者や初級者ではなかなかレベルの見合う対局相手がいません。だから上級者になってから始める方がいいです。
私は将棋道場4級ですが、やっと最近将棋俱楽部24で11級になりました。
将棋ウォーズと違い初期の段級を自分で設定するため、15級でもすごい強い人がいて、なかなか中級者のころは勝てませんでした。
将棋倶楽部24の公式サイトに世間一般の段級比較をしてくれています。
将棋倶楽部24で、有段者とドンドン対局をしよう。
やるべき事2:2桁の詰将棋を解く
詰将棋を解くことは、初段を目指す上でも重要です。
初段になるためには、「読みの力」が重要になってきます。今まで以上できるだけ早く正確に読むことが求められるからです。
その力をつけるためにも、詰将棋を日頃から解くことが必要になってきます。
毎日解いて習慣化することがオススメです。
有段者になってくると、対局時間が長くなってきます。そのため、長い時間集中力を持続させる必要があります。
その集中力を鍛えるためにも詰将棋が重要です。
ここでの詰将棋は、早く読むより深く読むに注力する必要があります。そのため、解く詰将棋は、2桁の詰将棋を解くことがオススメです。
私が作成した簡単な11手詰みを下に出題いたしますので、ぜひ解いてみてください。
(記事の最後に答えがあります。)
2桁の詰将棋を解くには、深く読むことが必要になってきます。
そのため、難しい問題では1日でも解けないものもあり、集中力を持続させることが必要となってきます。
それらの問題を解くことによって、自然に集中力が鍛えられていきます。
詰将棋も2桁になるとかなり難しくなってくるため、1問解くのに1日かかったりすることもあります。だから集中力を持続させないと中々解けないので、集中力を持続させる練習になります。
11手詰みのために購入した本が、
「11手~15手詰パラダイス 四段以上の力をつける200題」です。
この本は、11手詰みから15手詰みまでの詰将棋の問題を収録されており、とりあえずは、11手詰みだけを解くことにしました。
書籍で勉強するのにKindle unlimited がオススメ
子供が始めた当時は、本で購入していましたが場所を取るわお金はかかるわで、困っていました。
そこで元々入会していた、AmazonプライムでKindleの読み放題の本を確認したら以外と棋書が多いことを発見しました。
Kindle Unlimitedは、Amazonが提供する電子書籍のサブスクリプションサービス(月額980円)です。このサービスを利用することで、対象となる数多くの電子書籍、オーディオブック、雑誌などを追加料金なしで読むことができます。
詰将棋の本だけでも、70〜80冊はあります。
「Kindle Unlimited」だと月額980円で、対象の本が読み放題になります。詰将棋を本も多数読み放題の対象になっています。もちろん、詰将棋以外の棋書も豊富に読み放題に含まれているのでオススメです。
スマホで簡単に読むことができるので非常に便利です。
始めて利用の方は、30日間無料体験が可能です。興味がある方はぜひ下記のリンクから確認してください。
上記紹介した11手~15手詰パラダイス 四段以上の力をつける200題も対象に含まれています。
やるべき事3:対局の振り返りをする
対局を振り返るのは、将棋を上達するのは非常に重要です。
しかし、級位者の内はなかなか対局をすべて振り返ることは難しいです。
とりあえずは、できるとこまでで良いので振り返りをするようにしましょう。
振り返りとは、自分が指した対局を始めから終局まで再現することを指します。
「棋譜とる」ともいいます。
◆苦手戦法の理解
振り返りをすることによって、自分の苦手戦法が発見できます。
振り返りしていると、いつもこの戦法に負けているなと思う戦法あるはずです。特に、自分よりも下級者にも負けている戦法は苦手戦法と考えれます。
勝率を高める上で出来るだけ苦手戦法を無くすことが必要です。
そのため、苦手戦法に対する対策や定跡を勉強して苦手戦法を克服することができます。
自分の弱点を知れることは大きなメリットです。
◆AIソフトで解析がてきる
対局の振り返りをして、棋譜を取ることでスマホやパソコンの将棋ソフトで自分の対局を解析することができます。
解析して、自分の指した悪手などが理解することが棋力の上達する上で重要です。
更に、奇襲戦法をされた際の受け方などを、将棋ソフトが教えてくれるので、奇襲戦法の対策にも役立ちます。
将棋ソフトは、「ぴよ将棋」がオススメです。
棋譜も記録することもでき、その記録した棋譜を解析することもてきます。
スマホにインストールできるのでパソコンを使用せずに解析できるので便利です。
◆棋譜が記録として残る
棋譜が記録して残ると、対局した人の戦法などを記録に残すことができます。
そのため、周りのライバル達の戦法を対策をすることで、大会や道場などで対局した際に対局を有利に進めることができるはずです。
【将棋道場1級から将棋道場初段になるためにやるべき事】まとめ
- 有段者と対局をする
- 11手詰みを解く
- 対局の振り返りをする
初段になるためには、勝率を高くしてかつ対局数をこなす必要があります。
そのため、どうしても昇段に時間がかかる場合があり、モチベーションの維持が重要です。
今回、実践することはなかなか難しいことかもしれませんが、今後初段以上になるためにも必要なことなので、少しづつでもいいので続けていきましょう。
そうすれば、初段には十分なれます。
最後にまで記事を読んで頂きありがとうございました。
11手詰み答え: ▲5三飛成(23) △5二銀(41) ▲4二金打 △6一玉(51) ▲5二金(42) △7二玉(61) ▲6二金(52) △8二玉(72) ▲9三銀打 △8一玉(82) ▲5一龍(53)
子供を将棋上達させてあげたいけど勉強法がわからない