【子供将棋上達法】 詰将棋のオススメ勉強法と詰将棋本の徹底解説!!

 こんにちはじろうです。今回は、子供の詰将棋勉強法を解説したいと思います。

息子の将棋の勉強として一番時間を費やしているのが詰将棋です。本だけで言えば、数十冊は解いていると思います。その経験を基に、勉強法やオススメの本を紹介したいと思います。

詰将棋のメリットやオススメの棋書などをを解説いたします。

この記事でわかること
  1. 詰将棋のメリット
  2. 詰将棋のオススメ勉強法 
  3. 継続して詰将棋を続けるためコツ
  4. 詰将棋のオススメ本

詰将棋とは

詰将棋は将棋の変則ルールの一つで、王将を詰ます(詰める)ことを目的とした将棋のパズルゲームです。詰将棋は将棋の基本ルールを応用して、一手詰からすごく長い長手数のものまであります。詰将棋は将棋の技術向上、特に終盤力を鍛えるために非常に効果的です。

以下は簡単な1手詰めの図面です。

詰将棋のメリット

詰将棋取り組むことで次のようなメリットがあります。

メリット
  • 詰みが読めるようになる
  • 読みが深くなる
  • 集中力がつく
  • 手筋が覚えられる

詰みが読めるようになる

将棋は基本的には、相手の王様を詰すゲームです。どんなに有利な局面でも相手の玉を詰まさないと勝ちにはなりません。そのため詰みが読めることは重要です。

詰将棋は将棋の「詰み」を読む訓練に非常に役立ちます。

息子は、詰将棋を取り組んで、詰みが読めるようになって確実に将棋の上達が早くなりました。

詰みが読めるようになって、相手の王様を詰ますことはもちろんのこと、自分の王様が相手から詰まされるかも読めるため、簡単に負けにくくなり、勝率も上がりました。

読みが深くなる

詰将棋は局面の読みを深めるのに最適です。各詰将棋問題を解く際に、相手の可能な手を予測し、自分の指し手の結果を予測する必要があります。この練習を通じて、対局での各局面の読む力が向上します。

詰将棋を取り組む前まで早指しで大悪手を指して負けることが多かったが、詰将棋を取り組むことによって、序盤や中盤で読みを入れれるようになり、大悪手で負ける回数が減っていきました。

集中力がつく

詰将棋を解くためには高い集中力が必要です。各問題に集中し、駒の動きや局面を詳細に考えることで、集中力が鍛えられます。これは日常生活においても役立ちます。

息子が詰将棋を取り組むようになって、将棋の集中力の持続時間が伸びていきました。

詰将棋を取り組む前は、1局の対局途中で集中力がきれて、大悪手さして負けることが多かったですが、集中力が付いたことによって、1局、1局集中できるようになりました。

手筋が覚えられる

詰将棋は様々な手筋や戦術を学ぶのに最適です。異なる問題を解くことで、どのような駒の配置や動きが詰みにつながるかを理解し、手筋を覚えます。対局でこれらの手筋を実践的に活用できます。

例えば、「開き王手」などがあります。

開き王手とは?

「開き王手」は将棋における戦術の1つで、プレイヤーが自分の駒を動かして別の駒の行く手を開き、同時に相手の王に王手をかける動きを指します。開き王手は通常、相手の反応を制限し、優位な局面を作り出すために使用されます。

下記が簡単な「開き王手」の3手詰みです。

初期配置
1四銀
2二玉、2三龍までの3手詰み

子供詰将棋オススメ勉強法

1. 詰将棋の書籍を利用する

詰将棋は本での勉強がオススメです。本には問題とその解答、そして解答の意味や手順が詳細に記載されているからです。説明文を、読むことで初心者でも理解しやすくなります

書籍で勉強するのにKindle unlimited がオススメ

子供が始めた当時は、本で購入していましたが場所を取るわお金はかかるわで、困っていました。

そこで元々入会していた、AmazonプライムでKindleの読み放題の本を確認したら以外と棋書が多いことを発見しました。

Kindle unlimited とは?

Kindle Unlimitedは、Amazonが提供する電子書籍のサブスクリプションサービス(月額980円)です。このサービスを利用することで、対象となる数多くの電子書籍、オーディオブック、雑誌などを追加料金なしで読むことができます。

Kindle Unlimited 公式サイト

詰将棋の本だけでも、70〜80冊はあります。

「Kindle Unlimited」だと月額980円で、対象の本が読み放題になります。詰将棋を本も多数読み放題の対象になっています。もちろん、詰将棋以外の棋書も豊富に読み放題に含まれているのでオススメです。

スマホで簡単に読むことができるので非常に便利です。

始めて利用の方は、30日間無料体験が可能です。興味がある方はぜひ下記のリンクから確認してください。

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2. 頭の中で解く

詰将棋の問題を頭の中で解くことは、実際の将棋対局に非常に役立ちます。

慣れないうちは、駒を動かしながら解いてもいいのですが、実際の対局では駒を動かしながら考えることがてきないので、頭の中で解くほうがより効果があります。

3. 親が答えをみてあげる

詰将棋を楽しみながら学ぶ方法として、親が協力することが重要です。親が答えを見て、解説を子供に説明し、変化手順も考えることが大切です。これにより、問題の意味を深く理解しすことができます。また、親子のコミュニケーションを深める機会ともなります。

4、繰り返し解く

繰り返し解くことがとても重要です。特に、3手詰、5手詰は繰り返し解くことをオススメ致します。何度も解くことにより、詰む筋が自然と見えてきます。3手詰、5手詰は、よく実戦でもでてくるため重要です。

継続して詰将棋を続けるためのコツ

ここまで、詰将棋のオススメ勉強法を解説してきました。ただ、詰将棋は継続して続けなければ効果は望めないです。そのため、ここでは継続して詰将棋を続けるためコツについて解説いたします。

継続して詰将棋を続けるためコツ
  • 目標を決める
  • 解けなければ答えを見る
  • 親も一緒に解く
  • 無理して難しいものに挑戦させない

目標を決める

勉強をする上でただ漠然とするだけでは、強くなるためには必要だとしても飽きてしまいます。

そのため、目標を決めることが大事です。

一日、10問とか1ヶ月で1冊とか明確な数字目標を設定して取り組んだほうがいいと思います。

息子は、1ヶ月で200問を終わらせることを目標に、取り組んでいました。最初は達成できませんでしたが、続けていく内に達成できるようになりました。

解けなければ答えを見る

解けなければ答えを見ることをオススメ致します

答えがわからず悩んでいると、そのうち詰将棋は難しいものと思って苦手意識がついてしまいます。

息子も最初解けない時は、時間を決めて答えを見るようにしてました。
最初は1日10問の内、半分ぐらい答えを見ていましたが、だんだんその数が減ってきました。
少しづつですが、上達していきました。

親も一緒に解く

簡単な3手詰みぐらいなら、親も一緒に解いてあげるのがいいと思います。

ただ、漠然と問題を解くだけでは面白くないので、親子で早解き競争などをしてゲーム感覚になると継続しやすくなります。

息子も、3手詰みぐらいまでは、よく親子で早解き競争をしていました。そうやってる内にいつのまにか、詰将棋が習慣となっていました。

無理して難しいものに挑戦させない

親はどうしても、簡単な問題が解けてくると難しい問題に挑戦させたくなります。
例えば、3手詰みの本が終われば、5手詰みと難易度をあげたくなりますが、それはあまりオススメしません。
できれば、3手詰みがスラスラ解けるようになるまで、じっくり待ちましょう。

詰将棋は、手数が一手伸びるだけで、難易度が一気に上がります。難しくて解けなくなると、モチベーションが下がるため、せっかくの習慣が壊れてしまいます。

息子は5手詰みが、解けるようになった際に、すぐに7手詰みを挑戦させましたが、難しくて解けなくなりました。
そのため、一時詰将棋から離れることになりました。
だから、しっかり解ける自信がついて、子供が挑戦したいタイミングで挑戦させれば良かったと後悔しました。

棋力と詰将棋の手数

ここで参考に息子の道場の棋力と詰将棋の手数を表にまとめました。

将棋道場詰将棋手数
15級〜10級1、3手詰み
10級〜5級5手詰み
5級〜1級7手詰み
初段〜三段11手詰み〜

詰将棋のオススメ本

1,ハンドブックシリーズ

ハンドブックシリーズは、将棋初心者から上級者にの詰将棋魅力を楽しみながらスキルを向上させる理想的な教材です。このシリーズには、1手詰から7手詰までの詰将棋問題が収録されており、棋力に合わせて選べます。

1手詰: 初心者から初級者向けで、詰将棋の基本です。

3手詰, 5手詰: 中級者向け。詰将棋の戦術的な要素を探求し、相手を3手または5手で詰ます手筋を練習します。

7手詰: 上級者向け。複雑な局面で相手を7手で詰ますための洗練されたスキルを磨きましょう。

各一冊には200問題が収められており、基本的な問題から始めることができます。問題の解答とその意味が記載されているため、間違ったところを学びながら進歩することができます。

「ハンドブックシリーズ」を通じて、詰将棋の楽しさと将棋スキルの向上を同時に体験しましょう。初心者から上級者まで、誰でも自分のレベルに合った問題を楽しむことができる素晴らしい教材です。詰将棋の世界に挑戦し、戦術力を高めましょう!

2,7手9手詰パラダイス 詰みと読みの力をつける210題

この本は、上級者から有段者まで、幅広いレベルの将棋プレイヤーに向けた詰将棋の教材です。一冊に「7手詰みパラダイス」と「9手詰みパラダイス」をまとめて収録しております。

この書籍には入玉問題や限定打問題など、級位者にとっても挑戦の多い問題が含まれています。これらの問題を解くことで、戦局の理解力や戦術的な判断力を飛躍的に向上させることができます。

この本は、「Kindle Unlimited」の読み放題の対象商品です。

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3,11手~15手詰パラダイス 四段以上の力をつける200題

この本は、四段以上のレベルを目指す将棋プレイヤーにオススメの書籍です。

本は、11手詰、13手詰、15手詰の3つの章に分かれており、それぞれが異なるレベルの詰将棋問題を提供します。
各章は、特定の手数の詰将棋問題を集めて構成されています。具体的には、第1章には11手詰の問題が90問、第2章には13手詰の問題が60問、そして第3章には15手詰の問題が50問含まれています。

この本は、「Kindle Unlimited」の読み放題の対象商品です。

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3,「詰将棋パラダイス 3手詰傑作」

この本は、初級者から上級者まで楽しめるオススメの書籍です。

この本には、3手詰みの問題が200問収録されており、その中には初心者にもチャレンジしやすいものから、上級者をも満足させる難しい問題も含まれています。

さらに、難易度別に問題が分かれており、自分の実力に合わせて挑戦することができます。問題は盤面配置も玉を含めて8枚までとシンプルで、わかりやすくなっています。

この本は、「Kindle Unlimited」の読み放題の対象商品です。

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4,「詰将棋パラダイス 5手詰傑作選」

この本は、中級者から有段者までにオススメします。この書籍には、5手詰めの問題が200問も収録されており、難易度別に問題が分かれているため、自分の実力に合わせてチャレンジできるのも魅力です。

さらに、問題の盤面配置は玉を含めて9枚までと比較的シンプルなため、わかりやすくなっています。

この本は、「Kindle Unlimited」の読み放題の対象商品です。

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まとめ

子供たちにとって、詰将棋は読みの深さと集中力を育む貴重なツールで、親子のコミュニケーションを深める絶好の機会ともなります。詰将棋は、戦局の理解と手筋の学習に効果的で、それにより実戦での優位を築く基盤を作ります。

詰将棋の書籍は豊富で、特に「ハンドブックシリーズ」や「7手9手詰パラダイス」、「11手~15手詰パラダイス」などは、将棋の学習をさらに向上させるための素晴らしいリソースです。。

Kindle Unlimitedを利用すれば、これらの書籍を手軽に楽しむことができ、詰将棋の世界にどっぷりと浸かることができます。詰将棋の学習は、子供の将棋スキルを向上させるだけでなく、親との有意義な時間を作り出し、一生の思い出を作る素敵な方法ともなります。

是非、詰将棋の勉強を試してみてください。

今回は記事を読んで頂きありがとうございました。