子供が将棋大会へ参加するメリットを徹底解説!

こんにちはじろうです。

子供が将棋を始めたのでできれば、強くなってほしいと思っている方も多いと思います。

そこで今回は、子供が将棋が強くなるために必要な将棋大会に参加するメリットを徹底解説いたします。

この記事を読めば、将棋大会に参加するメリットが理解できます。

将棋大会へ参加するメリット

息子が将棋大会に参加して感じたメリットを下に記載いたします。

将棋大会へ参加するメリット
  • 結果がでると将棋のモチベーションにつながる
  • 棋力のクラス分けがあり結果が出やすい
  • 将棋友達ができる
  • いつもと違う雰囲気で対局ができる
  • プロ棋士の指導対局を受けれる

これらのメリットについて、解説していきます。

結果がでると将棋のモチベーションにつながる

将棋大会で結果がでると将棋へのモチベーションにつながります。

将棋大会にでて結果がでて表彰状やメダルをもらえると子供はすごく喜びます。その経験で、また将棋を頑張っていい結果をだしたいからだと思います。

将棋のモチベーションが高く強い子供を見ていると、ほとんどの子が将棋大会にいっぱい参加しています。

毎週遠方までいって将棋大会に参加するなんての子も。

だから、将棋大会に参加して結果がでている子は、モチベーションが高いと実感しています。

jじろう

将棋大会に出てモチベーションをあげよう!

棋力のクラス分けがあり結果が出やすい

棋力分けをされている将棋大会だといい結果が出やすいです。

なぜなら将棋大会では、クラス分けがされていて自分でクラスを選択して参加する場合が多いからです。

クラス分けの例
  1. A級(三段以上)
  2. B級(二段~1級)
  3. C級(2級~5級)
  4. D級(6級~10級)
  5. E級(10級~15級)
  6. F級(初心者)

上の例のように、棋力別にクラス分けがされておりこの中から自分の棋力に近いクラスを選べます。

だから、棋力の近い人同士で対局をするため、結果がでる可能性が高いと考えらます。例えばD級に参加する場合、自分の棋力が6級であればクラスの中では、一番棋力が高いので優勝できる可能性も上がるわけです。

息子も最初の大会は、初心者で表彰されて、それがきっかけで将棋へのモチベーションが上がりました。

子供にとって表彰されることは、嬉しいことなんだと実感した出来事でした。

棋力についての注意点

将棋教室などで棋力認定をされていない方は、自分の棋力がわからない場合、将棋ウォーズの棋力を使用する場合があると思います。ですが将棋ウォーズの棋力だと自分より棋力が高いクラスで対局することになる可能性があります。

私の体感ですが、将棋ウォーズの級に3倍をかけた級が将棋会館連盟道場の級です。

  • 将棋ウォーズ4級 将棋会館連盟道場 12級ぐらい
  • 将棋ウォーズ3級 将棋会館連盟道場 9級ぐらい
  • 将棋ウォーズ2級 将棋会館連盟道場 6級ぐらい
  • 将棋ウォーズ1級 将棋会館連盟道場 3級ぐらい

これはあくまで私と息子の経験をもとに、記載しておりますので誤差はあると思います。

じろう

適正クラスで大会に参加して結果を残そう!

将棋友達ができる

将棋大会に参加すると、新たな将棋友達ができることがあります。

特に子供将棋大会に参加すると、ほとんどが同年代でかつ将棋が好きという共通点があり、すぐに友達になることが多いです。

また、親同士で情報の交換ができるなどいろいろメリットがあります。

全国から集まる大会に出場した際に、遠方の方と知り合いになり連絡先を交換して、その後連絡を取り合って、オンライン対局で対局したりすることができました。

将棋大会で友達兼ライバルが見つかると、負けたくない気持ちが強くなって、将棋のモチベーションを上がるなどの効果も期待できます。

将棋友達をいっぱい作ろう!

いつもと違う雰囲気で対局ができる

将棋大会にでると独特な緊張感があります。普段はあまり使わない対局時計を使用して対局したりといつもと違う雰囲気で対局することが魅力の一つです。

例えば、トーナメント戦であれば一度負ければ敗退が決まるなど、1局の大事さを体験することができます。

この緊張感を乗り越えていくことで、成長していきます。例え負けたとしてもその悔しさが成長につながっていくと思います。

この経験をできるのは、将棋大会でしか味わえない特徴の一つです。

息子も何度負けて、泣きながら帰ったか覚えていません。ですが、その悔しさをバネにして少しづつですが、棋力を伸ばしながら大会でも結果がでるようになりました。

プロ棋士の指導対局を受けれる

将棋大会によっては、ゲスト棋士を招いてくれていて指導対局を受けれる場合があります。

プロ棋士の先生に、直接指導頂けるので非常にありがたい経験させて頂けます。

例え大会で、いい成績をとれなかったとしても、指導対局をして頂ければそれがいい思い出になって、将棋へのモチベーションにもつながります。

プロ棋士の指導対局で棋力UPを目指そう!

将棋大会へ参加して全国大会を目指そう!

小学生が参加できる地域の代表になって、全国大会が開催される大会が4つあります。

それが、下に記載した大会です。

  • 公文杯小学生将棋名人戦
  • 全国小学生倉敷王将戦
  • J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会
  • イオンモール子供将棋王決定戦

この大会のそれぞれの特徴を解説いたします。

公文杯小学生将棋名人戦

小学生将棋名人戦は1976年の第1回大会から今年で47回を迎える伝統ある小学生将棋大会です。渡辺明名人や羽生善治九段を始めとする数多くのプロ棋士を輩出し、予選には毎年3,000名以上の選手が参加する小学生将棋の最高位を決める大会となっています。

公文杯小学生将棋名人戦|将棋大会|日本将棋連盟 (shogi.or.jp)

将棋名人戦は、小学生の大会で一番有名な大会で、準決勝からはテレビ放送もあります。

レベルも高く各都道府県から1名しか代表になれないです。

参加者のレベルも高いため、参加するだけでも価値のある大会です。

じろう

小学生大会で一番有名な大会です。ぜひ参加してください。

下のブログでも詳しく紹介されておりますので是非ご覧ください。

http://xn--https-o73il62c//kodomo-shogi.com/category/event-information/elementary-school-class-meijin-championship/

全国小学生倉敷王将戦

倉敷市倉敷市文化振興財団と日本将棋連盟が主催する全国の小学生を対象とした将棋大会です。例年、8月に全国大会が岡山県倉敷市で開催されます。

全国小学生倉敷王将戦|将棋大会|日本将棋連盟 (shogi.or.jp)

小学生倉敷王将戦の特徴としては、1~3年生までの低学年部門と4~6年生の高学年部門に分かれています。

また、参加者の多い都道府県では、高学年と低学年各代表が2名づつとなるため、小学生名人戦に比べて、全国大会の出場のハードルが低いです。

将棋上級者であれば、十分に代表のチャンスがあるので、是非参加してみてください。

じろう

低学年で上級者であれば、十分に代表のチャンスがあるので是非参加してみてください。

J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会

J:COM/囲碁・将棋チャンネル主催 、日本将棋連盟共催、白泉社協力

5月~7月にかけて全国各地にて地区大会を行い、全国クラスの成績上位者を東京で開催する全国大会へご招待いたします。

J:COM杯3月のライオン子ども将棋大会|将棋大会|日本将棋連盟 (shogi.or.jp)

この大会の特徴としては、小中学生が対象の大会で、全国7地区で予選が行われて、代表者が東京で行われる全国大会へ出場します。

  • 北海道大会
  • 東北大会
  • 関東大会
  • 東海大会
  • 関西大会
  • 中国大会
  • 九州大会

中学生が参加できるため、小学生だけの大会と比べてかなりレベルが高いのも特徴です。

ただ、参加するとプロ棋士の先生の指導対局や参加者同士の交流戦などがあり、また無料で参加できるので、是非参加をオススメ致します。

じろう

かなりレベルの高い大会ですが、参加するだけで棋力UPの効果があるので、是非参加してみてください。

J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会 | J:COM番組ガイド (myjcom.jp)

イオンモール子供将棋王決定戦

イオンモール株式会社が主催する小学生向けの子供将棋大会で、全国11エリアで行われる予選の代表が、天童市で行われる全国大会に参加します。

  • 東北エリア大会
  • 関東エリア大会
  • 首都圏エリア大会
  • 中部エリア大会
  • 近畿エリア大会
  • 京都・北陸エリア大会
  • 中国.・四国エリア大会
  • 九州エリア大会
  • 沖縄エリア大会
  • 天童エリア大会

イオンモール子供将棋王決定戦では、クラス分けがされており代表クラスでなければ,級位者でも十分に参加可能です。

代表クラスは、かなりレベルが高い。

各エリアの周辺の都道府県の強い子供たちが集まってくるので、小学生名人戦の予選よりも厳しいかもしれません。

詳しくは下記の公式ページで確認してください。

イオンモールこども将棋王決定戦2022公式サイト|ハピネスモール (aeonmall.com)

じろう

代表クラスの大会は、かなりレベルが高いですが、クラス分けがされており自分にあったクラスで参加できるのが特徴の大会なので、是非参加してください。

その他のオススメ将棋大会

全国大会ではないですが、規模が大きいオススメ将棋大会を紹介いたします。

名古屋城こども王位戦

例年、8月ごろに名古屋市内で行われるこども将棋大会で、この大会の特徴は、小1から中3まで各学年毎に、予選、決勝トーナメントを行い、各学年のNo.1を決めるところです。

各学年で行うため、年齢でのハンデがなくかなり盛り上がる大会です。

毎年、全国から強豪が参加するため、同年代での自分レベルが測れる重要な大会です。

詳しくは下記の公式サイトをご覧ください。

名古屋城こども王位戦 (nagoyajo-ouisen.com)

将棋日本シリーズテーブルマークこども大会

日本将棋連盟主催、JT/テーブルマーク協賛、プロ公式戦と同日開催で毎年全国各地区で行われるこども将棋大会です。

低学年(未就学児~3年生)、高学年(4年生~6年生)の部に分かれて行われるブロック対局と初心者でも楽しめる自由対局があります。

ブロック対局では、参加者のレベルが高く、腕に自信のある子にはオススメです。

また、ブロック対局の決勝戦では、檀上に上がって羽織袴で、プロ棋士の解説付きで対局することができます。

自由対局では、とにかくたくさん対局ができるため、初心者方にもかなりオススメです。

7月から11月にかけて、全国11か所で行われため、旅行がてらに参加するなんて方もいらっしゃいます。

詳しくは下記の公式サイトをご覧ください。

テーブルマークこども大会 | 将棋日本シリーズ | JTウェブサイト (jti.co.jp)

【子供が将棋大会へ参加するメリットを徹底解説!】まとめ

再度以下に将棋大会に参加するメリットを記載致致します

将棋大会へ参加するメリット
  • 結果がでると将棋のモチベーションにつながる
  • 棋力のクラス分けがあり結果が出やすい
  • 将棋友達ができる
  • いつもと違う雰囲気で対局ができる
  • プロ棋士の指導対局を受けれる

今回解説したように、将棋大会に参加するメリットは数多くあります。

将棋を覚えたのであれば、是非将棋大会に参加して思い出作りをしましょう。

最後に、全国の将棋大会をまとめてくれていている記事がありますので、下記のリンクから自分の地域の大会について調べてみてください。

全国の将棋大会スケジュール ~ 首都圏の小学生が参加できる将棋大会まとめ (sho-shogi.blogspot.com)

最後まで読んで頂きありがとうございました。